商業販売統計:11月 家電量販店販売額が過去最大の増加
経済産業省が28日発表した11月の商業販売統計(速報)によると、家電量販店などの「機械器具小売業」の
販売額が前年同月比46.1%増の9270億円となり、現在の基準で比較可能な1980年1月以降で最大の伸び率となった。
家電エコポイント制度の付与ポイントが12月に半減されるのを前に、駆け込み需要が急増したため。これまで上昇幅が
最も大きかったのは、消費税率が5%に引き上げられる直前の駆け込み需要があった97年3月の38.2%増だった。
一方、「自動車小売業」の販売額は、9月にエコカー補助金が打ち切られた影響で26.6%減の1兆660億円と大幅に減り、80年1月以降最大の下げ幅となった。
http://mainichi.jp/life/money/news/20101229k0000m020029000c.html