24日午後11時40分頃、福岡県太宰府市吉松4の県道で、
乗用車とワゴン車が衝突し、ワゴン車が県道沿いの池に転落した。
県警筑紫野署などによると、転落した車には9人が乗っており、
うち6人が車内に取り残され、警察や消防が救助している。
6人のうち1人は男児だという。乗用車の運転手は行方がわからなくなっており、
同署は逃走した可能性もあるとみて捜している。
同署の発表などによると、25日午前1時半までに、
取り残されていた6人のうち男児1人を含む4人を引き揚げた。
現場は片側2車線の直線で、ワゴン車はガードレールを突き破って転落した。
ワゴン車には男児1人のほか、成人の男性4人、女性4人が乗っており、成人3人が救出された。
近所に住む30歳代の女性によると、大きな衝突音がしたため、
家の外に出ると1台の車が水没していた。池の近くで若い女性が「子どもを助けて」と叫んでいたという。
現場は、西鉄天神大牟田線都府楼前駅の西約1キロ。車道と池は約2メートル離れている。
(2010年12月25日02時19分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101225-OYT1T00050.htm?from=top