初の緊急避妊薬を承認へ 事後に服用、厚労省分科会
コンドームの破損や性犯罪の被害を受けた際など望まない妊娠を防ぐため性交渉後に服用する
「緊急避妊薬」について、厚生労働省の薬事分科会は24日、製造販売を承認してよいとの意見をまとめた。
近く厚労省が承認する。緊急避妊を目的とした薬の承認は国内初。
この薬は製薬会社「そーせい」(東京)のレボノルゲストレル(販売名ノルレボ錠)。来年前半にも発売する。
保険は適用されない見通し。
海外では、1999年のフランスを初め48カ国で承認。日本では医師の処方箋が必要な処方薬となる。
性交渉後72時間以内に1回服用。排卵や受精卵の着床を防ぐ作用があり、海外での臨床試験では
妊娠を84%防いだ。
http://www.daily.co.jp/society/main/2010/12/24/0003696771.shtml