東芝、Cell生産設備をソニーに譲渡 正式発表
東芝とソニーは12月24日、東芝が保有するCellプロセッサの製造設備をソニーに譲渡することで
基本合意したと正式発表した。同設備は08年、東芝がソニーから買収しており、ソニーが買い戻すことになる。
東芝とソニーは12月24日、東芝が保有するCellプロセッサの製造設備をソニーに譲渡することで
基本合意したと正式発表した。同設備は08年、東芝がソニーから買収しており、ソニーが買い戻すことになる。
Cellや、GPU「RSX」、最先端SoCを生産している長崎県の半導体製造設備を、東芝からソニーに譲渡する
ことで基本合意した。ソニーは、譲渡を受けた設備の一部をCMOSセンサーの生産に転用。
スマートフォンなど向けのCMOS生産を強化する。
2010年度早期に正式契約し、2011年度初頭の譲渡を目指す。
同設備は、東芝とソニー、ソニー・コンピュータエンタテインメントの合弁会社・長崎セミコンダクター
マニュファクチャリングが操業している。譲渡に伴い、3社の合弁関係は解消する。
東芝は同日、システムLSI事業の再編も発表。ロジックLSIの最先端製品について、複数の
外部ファウンダリへの生産委託を拡大するなど、事業の選択と集中を加速。生産効率を高める。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1012/24/news076.html