ねえ今夜なに警戒する？

漁船沈没事件：中国強硬、韓国では「反韓感情」を警戒

中国の漁船が18日、韓国海洋警察庁の警備船に体当たりして転覆した事件で、中国当局は中国漁船による
「違法操業」を否定し、韓国側に中国漁船の損害賠償と当事者の処罰を求めるなど強硬姿勢を見せた。
韓国では中韓両国の対立が深まり、反韓感情が広がるのではとの懸念と警戒の声が上がった。

事件現場は中国と韓国の排他的経済水域が重なり合う海域で、中韓両国の漁業協定では両国の漁船は
当該海域操業が可能。中国外務省の姜瑜報道官は21日、「相手国の漁船を取り締まる権利はない」とし、
韓国側の取り締まりが不当であったと主張した。

しかし、韓国当局は「韓国側の排他的経済水域で違法操業していた中国漁船が逃走し、事件現場で
取り締まる過程で漁船が沈没した」と発表。漁船の操業場所をめぐり、中韓両国の見解には違いがある。

中国当局の強硬さに、韓国では懸念の声が出た。韓国メディアは、姜報道官の定例会見での発言内容を
大きく取り上げ、「延坪島事態で悪化した中韓両国の関係がさらに悪化するのは明らかで、
反韓感情が広がり、ボイコットなどの経済的な報復につながるのではとの懸念もある」と警戒する見方を示した。（編集担当：金志秀）

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1224&f=politics_1224_012.shtml

スレスト