ねえ今夜なに贈る？

韮崎高の後輩に全集本２００冊贈る
甲府の８４歳手塚さん
「人生の足しにして」

韮崎高出身で甲府市上小河原町の手塚佳樹さん（８４）は２２日、所有する全集本など約２００冊を同校に寄贈した。
山梨日日新聞の「私も言いたい」欄への投稿がきっかけで母校の生徒と紙上や手紙で交流を
続けているのが縁で、寄贈を申し出た。

手塚さんと生徒たちは、今年６月から交流を続けている。パーキンソン病を患いながらも社会活動を続ける
手塚さんに対し、生徒が励ましの手紙を書いたり、手塚さんが手紙を冊子にして母校に贈ったりしている。

全集本の寄贈は「生徒に読んでもらい、人生の足しにしてもらいたい」と手塚さんが申し出た。
本は毎月少しずつ買い集めていたもので、美術全集など約２００冊に上る。

同日は手塚さんら４人が同校を訪問し、手塚さんから生徒代表に本を手渡した。
秋山祐也さん（１５）と関根星佳さん（１６）が、１年生全員が書いた手塚さんへの手紙と写真、
千羽鶴を渡し、「病気に負けず頑張ってください」とお礼を述べた。

寄贈された本は「手塚文庫」と名付け、１年生の教室がある４階の共有スペースに置く予定。
輿水秀志校長は「病気と闘いながらも社会貢献に力を尽くす手塚さんとの交流で、生徒たちは
多くのことを学ばせてもらっている。今後も交流を続けさせてもらいたい」と話している。

http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/12/24/5.html

うんこ