脱毛に悩むがん患者にタオル帽子のクリスマスプレゼント 岩手ホスピスの会
岩手県にあるがん患者とその家族を支援するボランティア団体「岩手ホスピスの会」が12月10日、
岩手医大付属病院(盛岡市内丸)に入院中のがん患者用「タオル帽子」をクリスマスプレゼントとして
100個贈りました。
タオル帽子は会の事務局長の吉島美樹子が、がん治療の副作用で脱毛に悩む患者さんの為に
考案したもので、会員やボランティアの方によって手作りされています。会では希望者に帽子の型紙の
送付(タオル帽子と型紙セットで1000円)も行っています。来年1月には都内でタオル帽子講習会も
開催する予定です。
肌触りがよく、汗もよく吸い取るという実用面だけでなく、人の心がつまったタオル帽子で患者さんが
笑顔になるという効果が何よりも大きいそうです。
同会では、昨年は北海道から沖縄まで約50医療機関に1500個のタオル帽子をプレゼント。
今年はさらに増え90医療機関、3500個のタオル帽子を贈りました。
http://2323-news.info/420.html