ねえ今夜なに売る？

円、83円近辺でもみ合い　輸入企業などは円売り
2010/12/24 12:21

24日午前の東京外国為替市場で、円相場は５営業日続伸し、１ドル＝83円ちょうど近辺で推移している。
12時時点は休日前の22日17時時点に比べて67銭円高・ドル安の１ドル＝83円01〜04銭近辺で推移している。
日本が天皇誕生日で休場だった間、対ユーロで円高が進んだことを受けて円買い・ドル売りが優勢となった
海外市場の流れを引き継いだ。

一方、円の上値では輸入企業が円売り・ドル買い注文を持ち込み、伸び悩む場面があった。
外国為替証拠金（ＦＸ）取引を手掛ける個人投資家が円売り・ドル買いを出す動きもあり、円の
上昇にひとまず歯止めをかけている。

９〜12時の円の高値は82円99銭近辺、安値は83円18銭近辺で、午前の値幅は19銭程度だった。

円は対ユーロで４営業日続伸。12時時点は同90銭の円高・ユーロ安水準となる
１ユーロ＝108円96銭〜109円04銭近辺で推移している。欧州の財政・金融不安を背景に
円買い・ユーロ売りが優勢だった。

ユーロは対ドルでもみ合い。12時時点は同横ばいの１ユーロ＝1.3128〜31ドル近辺で推移している。
欧州の一部諸国で財政懸念が根強いため、ユーロ売り・ドル買いが先行した。
一方、海外ではクリスマスの休日できょうから来週初めにかけて休場となる市場が多いだけに、
持ち高調整目的でユーロの買い戻しが入り、狭い範囲でもみ合った。〔日経ＱＵＩＣＫニュース〕

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