この10年で一番完成度の高かった作品はなんだよ?

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1 銀世界(catv?)


――今、深夜アニメのビジネスは曲がり角に来ていると思います。従来のスポンサー枠を自社で買って放映し、
DVDを販売してリクープするという方法が成り立たなくなりつつあると思うのですが、そのあたりはどうお考えですか?

山本:今はまだ模索中ですね。クオリティの高い作品を作り、劇場映画に広げていく
『東のエデン』のようなスタイルも一つの方法として取り組んでいます。
究極の例ですが、「ノイタミナ」が今この瞬間ピンチで、もう続けられない!
 だから『四畳半〜』のDVDをみんなで買ってください!助けてください!とアピールすれば、
もしかしたら結構な数のファンが助けてくれるかもしれません。でもそんな方法は一度きりしか使えないし、
そもそもカッコ悪い(笑)。ただ、そういうユーザーの応援をビジネス化できればというイメージはあります。
まっとうにクオリティの高いものを作り続けていきながら、ビジネスを安定させられるのが一番なんですけどね。

あとは、どうしてこうなったのかを分析する必要があるでしょうね。
比較論で言うと、実写映画のDVDよりアニメのDVDのほうがまだ売れているんです。
ファンがどうしてもDVDを所有したいという意識がアニメのほうが強いんですよ。

――アニメファンのほうが作品に対する愛情は強いですよね。

山本:ベースが強いはずなのに、どうしてこんな状況になっているかというと、確かなことは言えないんですけど、
経済的な言葉で言えば、“需要の先食い”があったんです。ちょっと前、何をやってもアニメのDVDが売れた時代に、
適当な作品を作りすぎたんじゃないかと思うんですよ。その反動が今、来ているんじゃないかと。
『青い花』という非常に出来のいいアニメを作ったのですが、DVDが売れなくて二期が作れないんです。
でも、3年前には「なんでこれが売れるの?」というような作品がいっぱいあったりしましたから。


http://luvits.jp/column/luviani/2519/2/
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ