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社民党・福島みずほ「石原知事の同性愛者対する発言には強く抗議しますぅ」

社民党・福島みずほ党首が石原発言に反論
2010/12/15 20:24

社民党の福島みずほ党首は、15日の定例記者会見で、ゲイ・レズビアンのブログやツイッターで問題になっている石原発言に言及した。

これは、東京都青少年健全育成条例の改正案に関し、石原慎太郎知事が「子供だけじゃなくて、テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ。
日本は野放図になり過ぎている。使命感を持ってやります」と述べたことや、その後も、同性愛者について「どこかやっぱり足りない感じがする。
遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで気の毒ですよ」「ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。
男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする」と述べたことに関するもの。(関連記事)

福島党首は会見の中で、「東京都青少年健全育成条例の改正は表現の自由から問題がある」とした上で、
「社民党は、同性愛の人たちや性同一性障害の人たちの問題に取り組んできた。知事の発言に当事者のみなさんが大変怒り失望しており、
この声は私のもとに伝わっている。"足りない" という発言は問題だ。同性愛者は足りないのではない。
異性愛者と同性愛者が社会にいて、足りている、足りていない、という問題ではない。同性愛者は十全(じゅうぜん)に生きている」と話した。
また、「私もゲイパレードや様々な活動に参加してきた。
石原知事が人権週間にこうした同性愛のみなさんへの配慮に欠けた発言をするのは極めて問題だ。
もし、思春期の悩んでいる子供が”足りない”と言われたら大変ショックを受けるのではないか。
石原知事の発言は人権に対する配慮に全く欠けている。極めて問題であり強く抗議する」とも述べた。(寄稿)


http://gayjapannews.com/news2010/news42.htm