ボードゲームで学ぶ「社会生き抜く力」…論理思考力やビジネススキルがアップ
教育やビジネスの現場でボードゲームを活用する動きが広がっている。
子供の論理的思考力の向上やビジネススキルアップなどのツールとして導入。遊びながら「社会を生き抜く力」を高められる点が人気の秘密のようだ。
大手学習塾「栄光ゼミナール」は昨年、幼児向けクラス「栄光キッズカレッジ」2校でボードゲーム学習を取り入れた。升目にさまざまな形のピースをはめ込み、
獲得した升目の数を競う「ブロックス」や、盤上を交通渋滞に見立て自分の車と他の車を1手ずつ動かしながら最短の手筋で出口を目指す「ラッシュアワー」など。
いずれも効率性や先を読む力が要求される。
学習では子供の論理性や先見性を養うため、「どうしてその選択をしたの」と問いかける。最初は「分からない」と答えていた子供も、徐々に自分の言葉で答えるようになる。
栄光ゼミナールの谷口泰生(やすお)さんは「言語力が高まるのを実感できる。勝ち負けの中で感情のコントロールの仕方も身に付く」と話す。
東京都の新宿区立四谷中学校も10月、3年生の選択授業でブロックスを使った学習を実施。吉田和夫校長は「対戦相手の考えに触れることで思考の幅が広がる。
将来社会に出たときに必要な戦略性も学べる」。
これらの学習法は、イスラエルで開発された「マインド・ラボ」。複数のボードゲームを使って選択の意味を考えさせるもので、
競争や協調を疑似体験し、実社会で生きる力や論理的思考力が高まるという。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/101213/trd1012131843002-n1.htm これお願いしますだ。立ててください