カール・マルクス、悪魔への道
カール・マルクスほど現中国の思想・制度作りに影響を与えた人物はいない。
中国が共産党国家になった1949年以降に生まれた中国人は皆、小学校入学の時に
「共産主義のために命を捧げ、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想に一生涯を貫く」と宣誓し、
その後、「個人の将来は共産党への忠実度にかかっている」という党との関係に動かされて人生を送る。
人生が終止符を打つ時でさえも、「マルクスに会いに行く」と共産党員の死が意味づけられる。
共産主義の中国では、マルクス主義は憲法によって真理とされ国教的な存在とされている。
マルクスもあたかも崇拝される神のようである。
そんなマルクスはかつて、宗教を「大衆のアヘン」とののしり、無神論者と自称していたが、
実は彼は元は敬虔なクリスチャンであり、後にサタン教に転向したと、ユダヤ人のプロテスタント牧師
フォン・リチャード・ウンブランド著の『マルクスとサタン』(1986)で明らかにした。
この事実が最近、海外中国語メディアで取り上げられ、それをきっかけに中国国内で話題を呼び、
人々に衝撃を与えた。サタン教メンバーが作り出した共産主義はもしかして真理ではなく、
理想主義のマスクを被ったサタン教の変身ではないか、と思い始めた中国人の
共産主義への信仰の基盤が揺れ始めている。
(以下略)
http://www.epochtimes.jp/jp/2010/12/html/d92841.html