(CNN) 高齢者はインターネットが苦手――こうした従来のイメージを覆す調査結果が発表された。
このほど米調査団体ピュー・リサーチ・センターが発表した2010年度全米インターネット利用動向の
世代別調査結果によると、高齢者も若者並みにインターネットを使いこなしつつあるという。
同調査によれば、インターネット使用した活動内容はどの世代でもほぼ共通している。
主な活動内容は、電子メール、検索、健康関連やニュースなどの情報入手、物品の購入
(旅行予約など含む)、オンライン・バンキング、レビューやランキングの投稿、寄付、ポッドキャストの利用などだ。
34歳以上の年齢グループは33歳以下と比べた場合、政府や金融機関など公的機関が提供する
インターネット情報をより積極的に活用しているという。
また、74歳以上のネットユーザーの間ではソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の参加者が急増。
2008年にはこの年代SNS参加者はわずか4%だったのが、今年度は16%と4倍に増えているという。
モバイルユーザーも、もはや若者世代限定ではない。同調査によれば、携帯電話などのモバイル機器で
インターネットアクセスしているのは、46〜55歳の年齢グループでは55%、56〜64歳では46%、
65〜73歳では33%との結果になっている。
http://www.cnn.co.jp/fringe/30001280.html