阿久根市議会の解散、投票へ 住民署名が必要数超す 2010/12/19 11:17
鹿児島県阿久根市選挙管理委員会は19日、市民団体が提出した市議会解散の
直接請求(リコール)を求める署名について、8809人分が有効だったと発表した。
本請求に必要な有権者の3分の1(約6600人)を上回り、早ければ来年2月にも
市議会解散の是非を問う住民投票が実施される可能性が強まった。
署名は、5日の住民投票で失職した竹原信一前市長を支持する市議や市民でつくる
「阿久根市議会リコール実行委員会」が集めた。
26日まで市民に縦覧され、異議申し立てがなければ確定し、実行委は本請求できる。
異議申し立てがあった場合は、市選管が再審査する。
本請求後60日以内に住民投票を実施、過半数の賛成で市議会は解散し、
40日以内に出直し市議選が行われる。
市選管によると、実行委は9265人分の署名を提出していたが、このうち456人分は
重複などで無効だった。〔共同〕
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819499E3EBE2E2908DE3EBE3E0E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2