九州唯一の夜行列車「ドリームにちりん」廃止 宮崎が遠くなる・・・
ダイヤ改正でにちりん・ドリーム廃止
JR九州大分支社は17日、来春(3月12日)のダイヤ改正を発表した。特急「にちりん」の車両を現行の
485系から、特急「リレーつばめ」(鹿児島本線)などの787系に変更。深夜特急「ドリームにちりん」を廃止する。
普通列車は、増便や運行区間延長などで利便性の向上を図る。
「にちりん」の485系は最も古い車両が1972年の製造で、老朽化が進んでいる。
九州新幹線の全線開業に伴い、「リレーつばめ」が廃止されるため、車両を置き換える。
485系は県内に7編成あり、うち1編成は国鉄時代に採用されたクリーム色と赤色。
JR九州によると、この“国鉄色”は全国にも珍しくなっている。今後の運用は未定という。
「ドリームにちりん」は93年から博多―南宮崎を結んできた。九州唯一の夜行列車だったが、
近年、乗客が減少したため廃止を決めた。代わりに早朝と深夜に、博多―大分を結ぶ「ソニック」を計2本増発する。
日豊線の普通列車は▽午前7時27分大在発大分行きを増便▽幸崎発着の日中の列車を臼杵まで延長
▽日出発着の日中の列車を大神まで延長▽杵築発着の夕方の列車を中山香まで延長
▽午後11時36分日出発大分行きを増便―などとなる。
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_129265127621.html