サイフォン(Si-phon)は本日(12月15日),
新作シミュレーションゲーム「源平争乱〜将軍への道〜」
を2011年春に発売すると発表した。
対応機種はPCで,価格は7980円(税込)が予定されている。
第二次世界大戦をテーマにした「空母決戦」,
戦国時代を描く「戦ノ国〜もののふ絵巻〜」に続く,
同社第3弾のタイトルの舞台となるのは12世紀,源氏と平氏が争う時代だ。
プレイヤーは,源氏の一門としてゲームに登場し,武士団の支持を得て勢力を
拡大,平家打倒を目指すことになる。
平安末期という時代は,シミュレーションゲームとして
過去唯一というわけではないものの,珍しいことは間違いなく,ゲームシステムも
時代に即したユニークなものになっている。
つまり,戦国時代のように国の奪い合いを行うのではなく,味方の武士団を
増やしていくことが重要になる。
戦いに勝っても,領土を得ることはできないが,武士団の評価は上がる。
そのようにして味方を増やし,大きな勢力に成長すれば,後白河法皇に認められて
平家打倒の中心になれるのだ。
また,平家との戦いだけではなく対朝廷工作も重要のようで,後白河法皇が
突きつけるさまざまな無理難題をこなして将軍となり,
武家国家を樹立することが最終目的となる。
こんな感じで,これまでの同社作品と同様,普通のシミュレーションゲームとはちょっと
違った視点から歴史に参加することになるようだ。
開発は,サイフォンの従来作同様,「大戦略」
シリーズの開発で知られるゲームデザイナー,
石川淳一氏が率いるデベロッパ,エレメンツが担当している。
ゲームに関する詳しいことは以下のリリース文,または公式サイトを参照してほしい。
http://www.4gamer.net/games/125/G012586/20101215036/