公明党の山口那津男代表は6日夜のBSフジの番組で、次期衆院選への対応について「小選
挙区八つも戦う態勢で臨む」と述べ、前回衆院選で全敗した8選挙区すべてに候補者を擁立す
る意向を明らかにした。同党や支持母体の創価学会の一部からは、太田昭宏前代表や北側一雄
前幹事長らが落選したショックもあり、小選挙区からの撤退論も出ていた。
山口氏はまた、衆院選と来年4月の統一地方選が重なる可能性について「そういうことが現
実味を帯びてこないとも限らない。菅政権の命運は非常に厳しい」と指摘し、「常在戦場の構
えを整える」と述べた。(2010/12/06-22:10)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201012/2010120600856