東京都青少年健全育成条例 可決ほぼ確定
過激な性描写のある漫画やアニメを十八歳未満に販売しないよう規制する東京都青少年健全育成条例改正案について、都議会最大会派の民主党は十日の議員総会で、役員会に一任することを決めた。
役員会は改正案に賛成する方針。自民、公明両党は賛成する方針で、改正案は賛成多数で可決される見通しになった。
改正案では、販売規制の対象として漫画やアニメの描写が「刑罰法規に触れる性行為や近親相姦(そうかん)などを不当に賛美・誇張している」といった要件を提示。
しかし、漫画家や出版業界は「対象があいまいで、創作活動の萎縮を招く」「業界の自主規制で十分」として、否決を求めている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010121002000191.html