会社を首になった男、副社長を刺し油をかぶり人間火だるまとなりビルから飛び降り生還

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1 肌寒い(秋田県)

10日午前、大阪・中央区の物流会社に、ことし解雇された元幹部社員の男が包丁を持って押し入り、副社長の腹などを刺してけがを負わせました。
男はその後、自分で油をかぶって火をつけたうえ、会社のビルから飛び降りて意識不明の重体になっていて、警察は、解雇を巡るトラブルとみて調べています。

10日午前11時すぎ、大阪・中央区内久宝寺町にある物流会社「ヒガシ21」に、元幹部社員の55歳の男が包丁を持って押し入り、
副社長の66歳の男性に切りつけました。副社長は腹や肩を刺されましたが、意識はあり、命に別状はないということです。男はその後、
用意していた灯油のような油を自分でかぶって火をつけたうえ、5階の非常階段の踊り場から飛び降り、意識不明の重体になっています。
また、エレベーターホールの一部が焼け、社員14人が煙を吸い込むなどして手当てを受けました。警察の調べによりますと、男は、
この会社で役員待遇の幹部社員でしたが、ことし2月、業績悪化の責任を取る形で解雇されたということです。男の直接の上司が、
刺された副社長だったということで、警察は、解雇を巡るトラブルとみて、殺人未遂と放火の疑いで詳しい経緯を調べています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101210/k10015771861000.html