iPhoneとiPod touch、iPadのOSの最新バージョン、iOS 4.2が公開された。もちろんわ
たしも、iOS 4.1からバージョンアップさせてみた。iOSのバージョンアップは、簡単かつ
気軽に実行でき、現行モデルはもちろん前世代のモデルもそれなりに対応できてしまうの
が嬉しいところだ。
今回のアップデートの目玉は、無線LAN経由でApple TVなどに映像や音楽を送れる
「AirPlay」とプリンタに接続する「AirPrint」だ。しかし、個人的には、これらの機能
はぜんぜん使っていない。Apple TVは持っているが、Apple TV側からパソコンのiTunesの
ライブラリにアクセスした方が便利なのだ。そしてAirPrintについては、我が家の
Officejetは少し古いモデルなので、試せてもいない。このあたりの機能は、対応
デバイスの充実待ちといったところだろうか。
ほかのアップデートによる新要素としては、アップルの有料サービス「MobileMe」を
契約していなくてもiPhoneの位置をリモートで検索する機能が使えるようになっているが、
わたしはもともとMobileMeを契約しているので関係ない。このほかの新要素も、あまり
影響のあるものではなかった。iOS 4.1からiOS 4.2へのアップデートは、どうやらわたし
のiPhone 4には大きな変化をもたらしてくれなかったようだ。
しかし一方で、iPadには大きな変化があった。iPadにとっては、iOS 4.2が初のiOS 4
系のアップデートとなり、iOS 4で導入されたマルチタスクやフォルダ対応など数々の
大きな新機能は、今回のアップデートが初の対応となるのだ。iOS 4.2によってiPadの
使い勝手は大きく向上し、我が家のiPadの使用頻度も大幅に向上した。
とくに、寝床でiPadを使う機会が多くなった。布団の中から片手だけを出し、適当な
ところに立てかけたiPadでWebブラウザとTwitterクライアントを使うのはかなり快適だ。
もともと寝床には回線を抜いたiPhone 3GSを常備し、メールチェックなどには使っていた
が、やはりiPadくらいの画面サイズがあると、WebやTwitter、電子書籍をダラダラ見る
ときの快適さが違う。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/column/minna/20101206_411453.html