現場には「時限発火装置」 ビル2棟半焼火災 放火未遂容疑で男逮捕 宇都宮
(12月8日 05:00)
宇都宮市中央5丁目で6日早朝、伊香保ビルなどビル2棟が半焼した火災で、
宇都宮中央署は7日、現住建造物等放火未遂の疑いで壬生町幸町3丁目、
飲食業上村恒雄容疑者(37)を逮捕した。
捜査関係者などによると、現場付近には「時限発火装置」のような物があったという。同署は関連を調べている。
逮捕容疑は6日午前6時20分ごろ、宇都宮市中央5丁目の伊香保ビル1階出入り口付近のごみ置き場で、
ごみに放火し、ビルの壁や天井を焼いた疑い。通行人に発見され、未遂に終わった。
同署によると、上村容疑者は伊香保ビル2階にある飲食店の経営者。
調べに対し容疑を認めているという。店は前日深夜まで営業していたが、出火当時は営業していなかった。
火災では伊香保ビル1階部分を焼いたほか、隣接する空きビルを半焼した。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/accident/news/20101207/425083