【長崎】グーグル先生がストリートビューで泥棒の下見に使われる
長崎県警が窃盗容疑で逮捕した住所不定、無職鈴木友也被告(39)(窃盗罪などで公判中)が、
インターネットで街並みが閲覧できるグーグルの無料サービス「ストリートビュー(SV)」を犯行の下見に利用していたと供述していたことがわかった。
県警は「SVを犯罪に悪用した例は聞いたことがない」としている。
捜査関係者によると、鈴木被告は、深夜から未明にかけて、商店などのシャッターの操作盤を工具でこじ開けて侵入し、現金を奪っていた。
侵入する店舗を決める際、ネットカフェなどのパソコンからSVを利用。
人通りの少ない場所にあるシャッター付きの商店などを探し、店舗の造りなどを確認していたという。
同被告は、7月に長崎市築町の商店に侵入し、現金約14万円を盗んだとして、9月7日に窃盗容疑で逮捕され、
その後、計108件、約620万円の窃盗を自供。県警は11月30日、4件について同容疑で長崎地検に追送検した。
「(4件のうち)岡山県倉敷市で行った2件は、SVで下見をしたと思うが、ほかはどこで利用したか覚えていない」と供述しているという。
SVは26の国・地域で利用されており、日本でも43都道府県の一部地域の映像を見ることができる。
グーグル日本法人は「写真は公道で撮影されたもので、得られる情報は限られている」と話している。
[ 2010年12月2日11時53分 ]
ソース
http://news.www.infoseek.co.jp/search/story/20101202_yol_oyt1t00229/%25A4%25D8%25A4%25F3/