【朝鮮学校無償化】 朝日「日本政府がすべきことは、在日の子供を守ること」
無償化先送り―砲撃は理由にならない
北朝鮮が、平和を脅かす行動に出ている。韓国領の島への砲撃の後も、自分勝手な主張を繰り返している。
砲撃事件を受けて、朝鮮高級学校生の授業料無償化に向けた手続きを停止するよう、菅直人首相が指示した。
10校から出されている申請の審査が、先送りされている。
民主党政権は、子どもの学びの支援に外交、政治上の問題はからめないと確かめたはずだ。「平和という前提
が崩れた」との理由でその考えを変えるのは、筋違いではないか。
(中略)
砲撃以来、各地の朝鮮学校には嫌がらせの電話がかかっているという。同時多発テロの後には、世界各地で
イスラム教徒への監視や加害が強まった。紛争の際、矛先が真っ先に向けられるのは少数派の移民たちだ。
政府がすべきことは、北朝鮮を変えるための国際的な連携を組みつつ、在日の子どもも同時に守ることだ。
(全文はソースで)
http://www.asahi.com/paper/editorial20101205.html