http://www.chosunonline.com/news/20101130000011 先輩の林昌勇(イム・チャンヨン)投手のおかげで、今季フリーエージェント(FA)資格を獲得したペ・ヨンス投手(サムスン)の
海外移籍の夢が実現される見通しだ。ペ・ヨンスは29日、ヤクルトのメディカルチェックを受けるために日本入りした。代理人の
パク・ユヒョン氏によると、日本に到着後体調がよくなかったため、メディカルチェックは二日後に延期されたが、入団には問題ないという。
2000年代半ばにサムスンのエースだったペ・ヨンスは、07年末にじん帯の接合手術を受け、昨季は1勝12敗と成績が急落した。
にもかかわらず、ヤクルトがペ・ヨンスに興味を示しているのは、大きな期待をせずに獲得した林昌勇が大活躍したケースがあったからだ。
林昌勇は05年初めにひじの手術を受け、その後サムスンでは11勝15敗、防御率5.59と平凡な成績だった。しかし、けがから完全
復帰した08年にヤクルトへ移籍し、3年間で96セーブを挙げ、日本球界を代表する抑え投手に成長した。林昌勇は28日、3年14億円
超の大型契約でヤクルトに残留することが決まった。