【スレタイ】
医学部に入ってやり直せよ。たった一度の人生、今からでも遅くはないぞ
【本文】
精神科医寄り道人生
能登に腰据え「治す」より「共に生きる」
林に囲まれた病院、窓一つない無機質な診察室で、精神科医の西村正史さん(62)は日々、
30〜40人の患者と向き合っている。患者の話に耳を傾けた後、西村さんは、自らの治療方針を
包み隠さず打ち明ける。
「治して欲しければ、ほかの病院に行って下さい。でも、一緒に生きていって欲しければ、
僕はどこまでもお付き合いしますよ」
医師になって9年目。七尾市の公立能登総合病院に勤めている。患者の中には、西村さんの率直な
物言いに戸惑いの表情を浮かべる人も。そんな時、思わず「やはり自分は不器用なセンセイだな」と
苦笑が漏れる。
寄り道だらけの人生を歩んできた。親戚(しんせき)そろって東大卒の「東大一家」。重圧に耐え
ながら、東大理1に入ったものの、大学紛争の波にのみ込まれた。時はベトナム反戦運動真っ盛り。
基地を脱走した米兵の手助けをすることに明け暮れた。
(中略)
3年ぶりに教壇に戻ると、心に病を抱えた生徒が増えていた。非行や摂食障害、リストカット、
うつ……。「何とか、彼らを救いたい」。心理学の本を読みあさったが、机上の理論は何の役にも
立たなかった。
「先生も一緒に医学部行かない?」。医学部志望の生徒に投げかけられた一言で未来が開けた。
そうか、おれが精神科医になればいいのか。
受験勉強はお手の物、2年後、46歳で金沢大に入学した。(続きはソース先で)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20101128-OYT8T00014.htm?from=nwlb