「原発に工作員」制圧訓練、石川 警察庁長官が視察
警察庁の安藤隆春長官は26日、石川県志賀町の北陸電力志賀原発を訪問し、
同県警銃器対策部隊と愛知県警対テロ特殊部隊(SAT)による外国の武装工作員制圧を想定した訓練を視察した。
警察庁は、志賀原発を「緊迫する朝鮮半島情勢や国際的テロの脅威が高まる中、最前線にある重要警備対象」と位置付け。
原発での対テロ訓練公開や、都道府県警とSAT合同の原発訓練は初めてという。
安藤長官は、訓示で朝鮮半島情勢について「国内治安に直接の影響を与える」との認識を示し、
北朝鮮による韓国砲撃を念頭に「今回は平素の訓練ではない。緊張を増している中での訓練だ」と述べた。
訓練は「3人の工作員が車で原発敷地内に突入」との想定で、銃器対策部隊が装甲車などで主要施設への侵入を阻止。
銃を乱射して抵抗する工作員をSATが急襲し、機関拳銃で1人を射撃、2人を組み倒して制圧した。
その後、安藤長官は同県能登町を訪れ、1977年に起きた久米裕さん=失跡当時(52)=拉致事件現場も視察。
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010112601000345.html 動画(JNN系)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4585891.html