指名停止企業から再び献金 竹下衆院議員の自民支部
竹下亘衆院議員が代表を務める自民党島根県第2選挙区支部が、
県と松江市の指名停止処分中の企業から、2009年に10万円の献金を受けていたことが25日、分かった。
同支部は07年にも国土交通省中国地方整備局の指名停止中の別の企業から
20万円の献金を受けたことが判明し、返還している。
支部の会計責任者は09年の献金について「指名停止中とは知らなかった。
事実関係を確かめた上で、返還を含めて検討する」と説明している。
09年政治資金収支報告書によると、献金は4月22日で、大阪市に本社を置く
「日本基礎技術」の山陰営業所(松江市)から受けた。
同社は愛媛県が発注したのり面保護工事の入札で他社と談合を繰り返したとして、
04年に公正取引委員会から排除勧告を受け、審判で争ったが08年に同意。
公取委の判断を受け島根県は08年6月から、松江市は同年7月からそれぞれ1年間、指名停止にしていた。
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010112501000920.html