「シャボン玉凍った」 八木山南小6年生が南極と結んで授業
仙台市太白区の八木山南小(児童282人)で19日、南極・昭和基地と衛星回線などでつないだライブ授業「南極教室」が行われた。
6年生54人が隊員たちとテレビ会議システムで話しながら、極地について学んだ。
基地を管轄する国立極地研究所(東京)が主催。第51次南極観測隊に参加した隊員の家族が通う縁で、同校での開催が決まった。
隊員で医師の岡田豊さん(43)が説明役を務め、南極の自然現象や隊員の活動をクイズを交えて紹介。
冬季の平均気温は氷点下20度になることや、アザラシやペンギンはいるがシロクマなどは生息していないことを解説した。
児童はオーロラの映像に歓声を上げ、隊員が現地で使うPHSを使って教室内の携帯電話でやりとりもした。
授業に参加した佐藤拓人君(12)は「南極では、シャボン玉がそのまま凍ってしまうのにびっくりした」と話していた。
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101125t15003.htm