■タレントによる首位は、麒麟・田村裕以来2年7ヶ月ぶり
人気お笑いコンビ、爆笑問題・太田光の処女小説『マボロシの鳥』(新潮社/10月29日発売)が、
登場4週目となる最新11/29付オリコン“本”ランキング文芸書部門で初めて首位に立った。
タレントによる同部門首位は、2008年4/14付にお笑いコンビ・麒麟の田村裕が
『ホームレス中学生』(2007年9月発売)で記録して以来、2年7ヶ月ぶり。
累積売上は4.2万部となり、5万部突破を目前とした。
太田の小説家デビュー作として、発売前から話題となっていた同書の同部門初登場は11/8付の5位。
以降週を重ねるごとに5位(11/15付)、2位(11/22付)と順位を上げ、最新付では、
9月の発売以来ランキング上位に登場する東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』(小学館/2位)、
夏川草介『神様のカルテ 2』(小学館/3位)など2位以下を抑え、初の首位を獲得した。
舞台芸人の一瞬の輝きを一羽の鳥に託した表題作『マボロシの鳥』を含む、
9つの物語からなる短編小説。多メディアで紹介され、戦後最大のベストセラーといわれる
『窓ぎわのトットちゃん』(講談社)の著者でもある女優・黒柳徹子が「あまり活字で泣くことはないですが、
泣きました」(テレビ朝日系『徹子の部屋』/11月11日放送)とコメントするなど、各方面から絶賛の声が上がっている。
http://www.oricon.co.jp/news/ranking/82378/full/