不可解、謎な出来事といえば下山事件、風船おじさん、松岡伸矢君失踪…
小学生低学年の頃、家に人のような子供が弟として居たこと。
人のようなと言うのも変な話だけど、明らかに普通の人間とは違う。
大きさは60センチくらいで全身が泥粘土みたいな感じで、
目や鼻は輪郭としてあるけど曖昧な印象。
それが一時期の間、家族として両親に養われていた。
喋らないし気持ち悪くて怖かったのを覚えてる。
よく母親の後ろをヒタヒタと付いて回ってたし、食事も一緒にとっていた。
父親は距離を置いて無視していたようだけど、母親は妙に溺愛していた。
今でも父親とその話をするんだけど、父親もあれは何だったんだろと言ってる。
つか俺と同じく怖いと。
母親は知らない、覚えていないの一点張り。