NY株続落、一時160ドル超下げ 北朝鮮砲撃・欧州不安が心理冷やす 2010/11/23 23:55 (2010/11/24 0:39更新)
【NQNニューヨーク=海老原真弓】
23日午前の米株式相場は一段安となり、ダウ工業株30種平均の前日比の下げ幅は一時160ドルを超えた。
北朝鮮による韓国領の島への砲撃を受けてアジアや欧州の株式相場が軟調に推移している。
投資家が運用リスクを避けて米国債など安全資産に資金を移す動きが強まり、米国株にも売りが先行している。
有力格付け会社がポルトガルの財政や金融機関の状況を懸念していると伝わった。
欧州財政問題がアイルランドのほか近隣国にも広がるとの思惑も投資家心理を冷やしている。
朝方発表の7〜9月期の米実質国内総生産(GDP)改定値は伸び率が前期比年率2.5%と、速報値の2.0%から
上方修正され、市場予想(2.4%前後)とほぼ一致した。ただ、相場の反応は今のところ限定的だ。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381E19E939C8BE2E38DE0E1E3E3E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2