民主幹部 「そろそろ首相を代えた方がいい」

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1 mi−na(神奈川県)

政権浮揚の期待を込め、菅直人首相が議長として臨んだアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議はどんな成果を残したか。
自由貿易の推進を確認し、政府は「非常に成果があった」(仙谷由人官房長官)と自画自賛するが、
日本を取り巻く厳しい国際情勢は何ら改善していない。それどころか、頼み込むようにして実現させた中国、
ロシアとの首脳会談をめぐっては、民主党政権の隠蔽(いんぺい)体質ばかりが際立った。

13日夕、わずか約22分間の首相と胡錦濤国家主席による日中首脳会談。首相は胡主席ではなく、手元のメモを見つめていた。

「そろそろ首相を代えたほうがいい。メモを見ながらやっているようじゃダメだ…」

民主党幹部からもこんな声がもれた。これでは首脳会談の体をなさない。ロシアのメドベージェフ大統領との会談開始を
15分遅らせてまで押し込んだ日中会談で、首相が沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に抗議した形跡もない。

政府は首相が、尖閣諸島について「日本固有の領土」と明言したかどうかすら明らかにしなかった。

中国側の反応も極めて冷淡だ。中国外務省の馬朝旭報道局長は14日に横浜市で予定していた記者会見を開始30分前に突然キャンセル。
中国外務省は日本が「正式な会談」(福山哲郎官房副長官)とする首脳会談について、「交談(短時間言葉を交わす意味)した」と位置付けた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101115/plc1011152321015-n1.htm