http://www.nhk.or.jp/news/html/20101113/t10015217681000.html 尖閣諸島沖の衝突事件の映像が流出した問題をめぐり、自民党は、映像を公開しないという判断を
下した政府の責任を徹底的に追及する必要があるなどとして、週明けにも、仙谷官房長官らに
対する不信任決議案を提出する方向で調整を進めています。
尖閣諸島沖の衝突事件の映像が流出した問題をめぐり、自民党の石原幹事長は「閣僚の中に
不信任に値する人が複数おり、しっかりと責任を追及していきたい」と述べました。また、公明党の
井上幹事長も「政治家がきちんと責任を取るべきだ。関係閣僚に対する衆議院での不信任決議案
とか、参議院での問責決議案も当然ありうる」と述べるなど、野党側は、政府の責任を追及
する姿勢を強めています。こうした状況を踏まえ、自民党は、民主党に対して、来週15日に
行われる今年度の補正予算案の衆議院予算委員会での採決までに、映像が流出した問題などを
テーマに集中審議を行うよう求めましたが、民主党は応じない考えを伝えました。これを受けて、
自民党は、映像を公開しないという判断を下した政府の責任や、海上保安庁に責任を押しつけようと
する姿勢を徹底的に追及する必要があるなどとして、週明けにも仙谷官房長官や馬淵国土交通
大臣に対する不信任決議案を提出する方向で調整を進めています。