巨人・長野久義外野手(25)が来年1月の自主トレを米国グアムで行うことが12日、分かった。
阿部と坂本が行っている南国トレに志願し、主将の快諾を得て実現。ほかに藤村大介内野手(21)、
育成の新人・河野元貴捕手(19)も参加することになり、来季の「チーム阿部」は大所帯でスタートを切る。
後輩たちからの参加志願を受けた阿部は、「俺が最年長になって行くグアムでは、これまでで一番の
大人数になる。協力し合ってできるように引っ張りたい」と責任の重さを感じた。
これまでは亀井や林(現日本ハム)、坂本といった顔ぶれで少数精鋭の自主トレだったが、「やりたい、
行きたいという後輩がいれば別に嫌だという理由もない。みんな自分から言ってきたしね」と一挙5人の
大所帯になっても、歓迎する懐の深さを見せた。
例年1月10日過ぎにグアム入りするが、来年はやや早めに出発し、南の島で練習を開始する。「いつもは
帰国即宮崎合同トレだから。その時期の日本は寒いし、帰国してから日本の気候に慣れる時間も必要だと
思って」と20日過ぎには帰国して、万全の体調を整えることになる。「人数が増えれば、ごはんもおいしい
だろうし、楽しいと思う。でも、練習しに行くんだし、やるときはしっかりとやらないといけない」新結成する
「阿部組」がV奪回のカギを握りそうだ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20101113-OHT1T00019.htm