群馬県のホテルSLでD51の連結器が外れる
観光D51、連結器外れる…客車の4人軽傷
13日午後4時頃、群馬県川場村谷地の「ホテルSL」で、敷地内を走る観光用SLの機関車と客車の連結器が外れ、
客車は線路端の車止めに衝突。4歳の子ども2人を含む4人が座席から投げ出され、軽傷を負った。
同村などによると、機関車と17人乗りの客車の2両編成で、全長150メートルの線路を往復して運行している。
事故当時、運転士は、いったん列車を後退させて線路の端近くでブレーキをかけたところ、突然、連結器が外れ、
客車は時速4〜5キロのスピードで車止めにぶつかったという。連結器が外れた原因は不明。
同ホテルは、同村が出資する第3セクターが運営する。
観光用SLは、D51型機関車を改良したもので、蒸気の代わりに圧縮空気で走行する。
今年度から観光客を乗せて運行を始めた。
(2010年11月13日22時47分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101113-OYT1T00806.htm?from=main4