「入らなければ神奈川打撃」、松沢知事がTTP参加を支持/神奈川
カナロコ 11月10日(水)0時30分配信
松沢成文知事は9日の会見で、アジア太平洋経済協力会議(APEC)横浜の焦点となる環太平洋連携協定(TPP)について、
「日本はぜひとも参加すべき。日本は貿易立国、
神奈川は輸出産業の集積地なので、TPPに入らないと大打撃を受ける可能性がある」との認識を示した。
TPPをめぐっては、農業団体などが深刻な打撃への懸念から強く反対している。
知事は「各国とも農業を守りながら参加しようとしている。関税のような形で保護するのでなく、
貿易の自由化により農家の所得が落ちた分を補償する形でやっている」と指摘。
その上で、「そういう意味では、民主党の所得補償の方向は間違っていない。
ただ、農業の構造改革を促し、効率的で強い農業をつくるためにつながる所得補償や農政を目指すべき。
そうすれば、世界の市場の中で戦っていける」と強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101110-00000004-kana-l14