地方医師を増やす為導入された「ふるさと枠」岡山では枠二人のうち募集は一人・・・そんなに岡山が嫌か
広島大は10日、医学部医学科の「ふるさと枠」の推薦入試の出願結果を発表した。
過疎地域の医師不足解消のため、卒業後に広島もしくは岡山県内で働くことが条件。
募集3年目の広島県枠(定員15人)には59人が出願し倍率は3・9倍(前年度2・3倍)だった。新たに導入した岡山県枠(2人)への出願は1人しかなかった。
広島県枠の昨年度の出願者は定員10人に対し23人。同大入学センターは「広島は学校推薦の上限を2人から5人に増やし、
高校教員を対象にした説明会でPRした成果が挙がった。岡山での広報は不十分だった」とみる。
合否は出願書類と面接、大学入試センター試験の結果で判定する。両県は入学者に奨学金月20万円を6年間貸与し、
卒業後に県が指定する中山間地域の医療機関などで9年間勤めれば返済を免除する。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201011110169.html