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【映画】「うまれる」…こんな下らない映画が持て囃される、そんな恐ろしい時代なのか…

命と向き合う夫婦たちの日常 映画「うまれる」

映画「うまれる」は男性の映像作家による出産ドキュメンタリー。
豪田(ごうだ)トモ(37)が企画、監督、撮影を手がけ、新しい命に向き合う4組の夫婦の日常に寄り添った。

いずれも両親の不仲や虐待がトラウマとなり、子供を持ち、親になることに戸惑う30代の夫婦。
「子供をうまく愛せるのか。良い親になれるのか」。2人は自問自答を繰り返す。

多くは1歳を迎えることができないとされる障害を持って生まれたわが子を、大切に育てる40代夫婦。
出産予定日当日に胎内で子供を亡くした30代夫婦にもカメラは向けられる。

9年に及ぶ苦しい不妊治療のかいもなく、最終的に子供を授からない人生を受け入れようとする47歳女性にも、豪田はインタビューを重ねた。
冷凍保存された受精卵をいとおしそうに見つめながら、次第に整理されていく気持ちの変化を逃さない。

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/101105/tnr1011051447012-n1.htm