五反田の雑居ビルのスケルトンフロアを3フロア貸しきって開催中の「the new market」。 これは35組の新進クリエイターが協同開催する新しい形のデザインエキシビジョンで、今年のデザインウィークで最も注目すべき新しいムーブメントである。
参加するクリエイターたちのほとんどは、「セルフプロダクション=企画デザインから広報、販売まですべてを自らおこなう」スタイルで活躍をしている人たちだ。 「the new market」は、デザイナー、クラフト作家、さらにはファッションクリエイターや写真家などの さまざまなジャンルから集まったメンバー自身が運営を担当する、正真正銘のD.I.Yなエキシビションとなる。
およそ“デザイン”というキーワードに似つかわしくない雑居ビル(味ビル)、 その2階が「the new market」の入り口となる。エントランスには広い空間をダイナミックに使って、 大量に積まれた約1000個のスーパーマーケットの買い物かごが! 今回のテーマ「スーパーマーケット」に合わせての空間演出だ。 展示されているほとんどのものが、その場で購入することができるという「the new market」のコンセプトに出迎えられる。 (略)