JAL機長ら「退職強要やめて」と申し立て
経営再建中の日本航空の機長らが「乗務のない勤務を命じることを通じて、退職の強要をしないでほしい」として、
会社側を相手取って仮処分を申し立てました。
日本航空は、会社更生手続きが始まったことを受け、2012年度までの3年間で、約1万6000人の人員削減を盛り込んだ更生計画を東京地裁に提出しました。
日本航空の一部の機長らによると、会社側から「10月以降は乗務させない」として、勤務日にもかかわらず乗務がない、
いわゆる「ブランクデイ勤務」を提示されたうえで、面談で退職を迫られたということです。
こうした事態に対し、機長ら87人は4日、「ブランクデイ勤務を通じ、退職を強要してはならない」として、会社側を相手取って仮処分を申し立てました。
日本航空は「会社の置かれた現状について理解を深めてもらえるよう、誠心誠意、引き続き丁寧に説明してまいります」とコメントしています。
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/201104039.html