「何かが起こる金曜日」と司会の小倉智昭。問題の尖閣諸島沖での中国漁船と巡視船の衝突場面のビデオが昨夜
(2010年11月4日)遅く、ネット動画サイト「YouTube」に流れた。それも合計44分という、いわば全貌公開だ。
政府の対応に対する造反は間違いない。
(中略)
スタジオで田村憲久衆院議員(自民)が、ビデオの一部が国会で見たものであることを認めた。
「政府が出すなといってるものが出ちゃうという怖さ。大変なことだが、政府に不満があったのかもしれない」
コラムニストの深澤真紀「あれしか、議員にしか公開しないのかという不満を感じる」
小倉「国会議員でもぶつかったかどうかわからないと言っていた人がいたが、われわれが見てもはっきりしてる。
中国への配慮からそう言ったのかどうか」
大村正樹アナ「漁船の船員が落ち着いていた。報道官が言っていた『巡視船に囲まれ動揺して』というのとは違う」
そこへ元内閣安全保障室長の佐々淳行氏が電話でコメント。これがよかった。
「船長を釈放したのは間違いだったとわかる。国連などに向けて、日本が正しいという証拠を出さなかったのだから腹が立つ。
正義の味方、 月光仮面がいるんですよ。公務員法違反にはなるだろうが、わたしは弁護したい。 よくぞ出してくれたと。
それよりなんで隠したんだと」
もしこれを政府が仕組んだのだとしたら、相当な高等戦術だが……。
http://www.j-cast.com/tv/2010/11/05080012.html