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501 BMK-MEN(大阪府)
【大阪】新卒採用の8割が外国人のパナソニックが海外調達の割合を4割から6割に引き上げへ

 パナソニックは5日、部品や部材を海外拠点で調達する比率を2012年度に60%に高める計画を発表した。
09年度の同比率は43%だった。同社は新興国の中間所得層向け製品の拡充などを急いでおり、
海外での部品調達や生産を徹底し、為替変動リスクにも備える狙いだ。

 子会社の三洋電機やパナソニック電工を含めたグループ全体の調達額は09年度で4兆4000億円。
これを12年度に4兆9000億円に高める計画。新興国ではボリュームゾーン(普及価格帯)向け商品の現地生産を拡大する意向で、
中国・アジアでの調達比率は33%から50%に高める。

 パナソニックは09年度に48%だった海外売上高比率を12年度に55%に高める方針を打ち出している。
海外での調達比率もこれにあわせて引き上げる。

 有力な調達先からの部品・部材の集中購買を進めてコスト削減も図る。パナソニック単独で約9000社の調達先を抱えるが、
このうち取引量が多い約300社の「エクセレントパートナーズ」からの調達額を増やす。
09年度に約1兆円だった調達額を、12年度には2兆2000億円に高める計画だ。

 5日に大阪市内で開いた調達先企業との会合で、同社の大坪文雄社長は「商品開発の源流段階から協力を深めたい」と語った。

http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C889DE3E5E5E3E1E0E0E2E2E4E3E3E0E2E3E28698E2E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2