<゜))))彡 スレ立て依頼所 くコ:彡

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160 ベスティーちゃん(福島県)
昭和歌謡曲の魅力について

「1週間のごぶさたでした!」。それがなければ始まらない、という司会者の「名せりふ、名調子」が、まれにある。これは今年2月に亡くなった玉置宏の、決定版的名せりふである。

 平易な言葉で一気に興奮の絶頂に持っていくのは、玉置の独壇場であった。前奏に合わせた、絶妙な曲紹介も得意とするところ。「玉置さんの紹介が一番気持ちよく舞台に出られる」と言った歌手も少なくない。

 そんな玉置のイントロ紹介に乗って、昭和のヒット歌手がオリジナル曲を歌うアルバムシリーズ「玉置宏の昭和ヒットコレクション」(キング)全5枚が、発売された。東海林太郎、春日八郎ら超ベテランから、石川さゆり「津軽海峡・冬景色」▽細川たかし「心のこり」
▽千昌夫「北国の春」といった演歌系のスタンダード。さらに、倍賞千恵子、沢たまきらの歌謡曲。また、ピンク・レディー、キャンディーズ、西城秀樹、郷ひろみなどアイドルと、全80曲が収められている。

 玉置の曲紹介の音源は、カラオケCD。家庭用カラオケが浸透した1980年代、「玉置さんの紹介で歌いたい」という声を反映して制作された製品の、ナレーション部分を抜き出し、オリジナル音源に重ねた。

 ヒット楽曲の音源管理者に使用許諾を求めるのは大変な作業だが、「追悼の意を込めて」と好意的な反応が多く、功績をしのばせたという。【川崎浩】

http://mainichi.jp/enta/music/news/20101104dde012200042000c.html