三宅雪子プロ 「落下中、死なないと思った」 「手すりを乗り越えることも特別なことではない」
2日未明に東京都港区の自宅マンション4階から転落した民主党の三宅雪子衆院議員(45)が、
腰椎(ようつい)2カ所を骨折していたことが3日、分かった。1つは粉砕骨折しており、今日4日に
搬送先の都内病院で腰椎内の神経の通り道の形を整え、ボルト状の金具で固定する手術を受ける。
下半身の運動機能など後遺症の有無は手術の結果次第という。三宅事務所関係者が明かした。
三宅氏は「本会議も初めて欠席してしまい、有権者のみなさまに本当に申し訳ない」と話しているという。
事務所関係者によると、三宅氏はこの日、搬送先の病院で療養。立ち上がれず横になったままの
状態だが、意識ははっきりしている。三宅氏は1日夜、秘書の誕生会で飲酒後に帰宅。ベランダの
約1・2メートルの手すり外の足場に携帯電話を落とし、拾おうとした際、約15メートル下の砂利に
転落したとされる。関係者によると、三宅氏は「手すりを越え、両足を着いた後、体勢を崩して
あおむけに腰から落ちた」と説明したという。
後遺症の可能性も否定できないが、三宅氏は「仕方ない」と話している。心配する周囲を気遣ってか、
落下直前に足場部分に両手でしがみついたが「太って、体を支えきれなかった。
これで禁酒? 1杯くらいは…」と冗談も口にしている。また「落下中、2歳の時にハワイでホテルの
4階から落ちたことがフラッシュバックしたが、たぶん私は死なないと思った」とも話しているという。
携帯電話を拾うために4階の手すりを乗り越えることは非日常的で、最近のツイッターで
「人生最大の裏切りを受けた」と悩みももらしていた。ただ、事務所関係者は自殺未遂説を完全否定。
三宅氏は「『不死身感』みたいな感覚があり、屋根の上でも平気で上がる子どもだった」と話し、
手すりを乗り越えることも特別なことではないとの認識だという。
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20101104-698111.html