米英、捜査員をイエメンに派遣=航空機爆破未遂事件
ウォール・ストリート・ジャーナル 11月1日(月)8時4分配信
イエメンから米国向けに爆発物を空輸しようとしたテロ未遂事件を捜査するため、米国と英国の捜査当局は31日夜、
捜査員をイエメンの首都サヌアに派遣した。一方、イエメン当局は事件で拘束した容疑者1人を釈放した。
釈放された容疑者は若い女性で、複数のイエメン当局高官は、拘束理由が疑問だとしていた。
また、捜査で虐待があったとの報道もされていた。
2つの爆発物はいずれもイエメンから空路で手荷物として送られたもので、
英イングランド地方のイーストミッドランズ空港とアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ空港で先週末29日に発見され、
テロ未遂事件として騒がれた。
米国とUAE当局は、爆発装置にはアルカイダの名前が記してあったと述べており、
「アラビア半島のアルカイダ(AQAP=イエメンを拠点とするアラビア半島のアルカイダ組織)」によるものではないかと懸念されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101101-00000001-wsj-int