群馬小6自殺事件、亡くなった明子ちゃんが首吊りに使ったのは母にプレゼントするために編んだマフラー

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1 みったん(長屋)

小6自殺、母に編んでいたマフラーで首つる

群馬県桐生市の市立小学校6年の女子児童が自宅で首をつって自殺しているのが見つかった問題で、
亡くなった上村明子さん(12)の父親の竜二さん(50)が25日、報道陣の取材に対し、
「6年生になってから学校に10回以上、いじめがなくなるよう相談したが、具体的な対策は示されなかった」と改めて学校の対応を批判した。
一方、学校側は校長が記者会見し、「いじめの状況は把握できていない」としながら、「事実確認を行っていきたい」と述べた。市教育委員会も調査を始めた。

竜二さんによると、明子さんは23日、自室でカーテンレールにマフラーをかけて首をつって死んでいるのを、母親(41)が見つけた。
マフラーは、明子さんが母親にプレゼントするため、編んでいたものだという。

明子さんは4年生の秋に愛知県から転入してきた。いじめが始まったのは5年生になってから。
同級生に「汚い」「近寄るな」などと言われたこともあり、母親が外国人であることについても、からかう言葉を浴びせられていたという。

5年生の2学期頃、竜二さんが学校に改善を申し入れ、いじめはいったん収まった。
ところが、6年生になると再燃し、給食時に同級生がグループで食事する中、独りぼっちになっていたという。

校長は会見で、「給食の状況を担任は直したいと考えていた。ただそのことがいじめの対象になっているとの認識はなかった」と話している。

(2010年10月25日22時13分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101025-OYT1T01035.htm