メルセデス・ベンツ 日本で「スマート電気自動車」実証テスト 2012年以降に市販か
■欧州の自動車メーカーが日本で実証を行うのは初
エコブームに乗って、自動車業界も電気自動車の開発に各メーカーとも力を入れている。
そんな中、メルセデス・ベンツ日本が10月12日から、日本で「スマート電気自動車 (smart fortwo electric drive)」の
実証テストがスタートされることが発表されたと『マイコミジャーナル』が伝えている。
この実証テストは、日本特有の気候や道路条件下において様々な走行データを収集・検証し、市販に備えるのが目的。
欧州の自動車会社としては、日本国内で初めての電気自動車の実証テストであり、当初は3台、2011年以降は10台以上の規模に拡大する予定。
また、日本での実証テストには一般の参加も予定している(詳細は10月後半に発表)。
スマート電気自動車の実証テストは、全世界で1,500台を用いて行なわれている。
ちなみに、この電気自動車が市販される予定は、2012年以降という。
スマート電気自動車の仕様は、乗車定員:2名、航続距離:135km(NEDC:ヨーロッパ測定値)、最高速度:100km/h、0〜60km/h 加速:6.5秒、
最高出力:30kW(41hp)、最大トルク:120Nm、バッテリー:16.5kWh、充電時間:8時間/200V(16時間 /100V)となっている。
自動車づくりに定評のある名門メルセデス・ベンツが手がける電気自動車ということで注目を浴びそうだ。
さらに、日本での実証テストを行うことで、日本市場を視野に入れているのは間違いなく、今後、日本メーカーの電気自動車との開発、販売競争も起こるだろう。
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