デ・ラ・ロサ、カタルーニャ・サーキットでピレリのタイヤをテスト
スペイン出身のペドロ・デ・ラ・ロサは、21日(木)にホームトラックであるカタルーニャ・サーキットで、2011年からF1にタイヤを供給するピレリのF1テスト・プラグラムを引き続き行った。
二日間のテストは、二週間前にバレンシアで行われたテストの続きで、デ・ラ・ロサはピレリのテスト・ドライバーとして2度目の参加となった。
39歳のデ・ラ・ロサは、バレンシアではインターミディエイト・タイヤ※とウエットタイヤを試し、バルセロナでは、前のテストから恒例となったスリックタイヤのミディアムとハードテストに集中することになる。
デ・ラ・ロサの仕事は、ムジェロとヘレスで行なわれたテストから得た結果を確認するための異なる方法を探すことも含まれている。
今回のテストを行なった全長4.655 kmのカタルーニャ・サーキットは、伝統的なスペインGPの開催地として知られ、長いストレートと変化に富んだコーナーが組み合わさっている。
レースでの様々な状況をテストすることにも理想的なサーキットで、ピレリは同時期にGP2のタイヤの開発もこのサーキットで行っている。
二日間トータルで、262周をこなし、1,218kmを走りこんだデ・ラ・ロサは、新しいタイヤの長距離走行におけるタイヤの信頼性とコンシスタントなパフォーマンスを確かめるために、35周の持久テストを行った。
バルセロナのこの時期としては気温が低く、朝は7℃しかなかったが、午後には21℃に上がり、ピレリのエンジニアが気温の違いでタイヤがどのくらい効果的に作用するか確認することができた。
(略)
http://www.f1-stinger.com/f1-news/news/2010/10/22/011018.html