模範とするのは排他的な日本の移民政策
http://www.news-digest.co.uk/news/content/view/3091/120 「今でこそ様々な問題が噴出してきてどの政党も慌てふためき始めましたが、
5年前の時点で移民問題を真剣に論じていた政党なんて我々しかいなかったのですよ。
そして今日まで続いた大規模な移民・難民の受け入れと引き換えに、
いまや英国の教育制度は完全に崩壊してしまったのです」。
これまで政府が優先してきたのは、目先の利益ばかりを追う、
資本主義という名を借りた拝金主義です。
でも長期的な視点から見た場合、英国固有の文化を守り、
英国人の生活環境を守るために移民の流入は厳しく制限する必要がある。
日本だって、そうしながら今まで経済成長を遂げてきたじゃないですか」。
日本人には少し意外に聞こえるかもしれないが、極右政党として恐れられる
BNPのマニフェストの1ページ目には、「民間会社の競争力と国内資本を合致させた
日本を始めとするアジア諸国の経済モデルを模範とする」との一文がある。
さらに言えば、その「排他的な」移民制限は、BNPにとっての鑑(かがみ)にさえなっているのだ。
「日本の厳しい制限政策は、非常にシンプルかつ理にかなったものだと思います。
緩やかな少子化問題に悩んでいるかもしれませんが、それでも大量で急激な移民の受け入れに
比べたらずっとましでしょう。
だからあなたたちは世界経済の中心にいながらにして、独特の国民性を保ったままでいられる」。