今度はクマが海岸に出現、釣り人を襲いそのまま海に消えた

海にクマ、釣り人襲われけが　富山・海岸通　

　１９日午前４時２５分ごろ、富山市海岸通の海岸で釣りをしていた同市の男性会社員（３６）が背後からクマに襲われ、
パトロール中の警察官に助けを求めた。男性は右腕などに軽傷を負い、富山市民病院で手当てを受けた。

　富山北署によると、クマは男性を襲い、そのまま海に入っていったという。足跡の大きさなどから体長約１メートル、
体重６０キロ以上の成獣とみられる。浜に揚がった痕跡がないことから消波ブロックのすき間などに潜んでいる可能性も
あるとみて、猟友会や消防が漁船で離岸堤付近などを捜索するとともに、住民に注意を呼び掛けている。
男性は午前３時半ごろから１人で釣りをしていた。

　現場は同市田畑新町交差点北側の砂浜。市中心部の市街地をはさみ、山間部から十数キロ離れている。同署は
「川伝いに山から下ってきたのではないか」としている。

　近くの同市浜黒崎小学校では、保護者が児童を車で送ったり、パトカーの署員が登校の児童を見守るなどの対応をとった。

http://webun.jp/news/A100/knpnews/20101019/26630